代表挨拶

「既存を問い直す、越境を」

北欧発ITスタートアップの日本法人Syno Japan株式会社は、非効率な海外の消費者を対象としたオンライン定量調査の仕組みを最適化し、国内企業の越境ビジネスをサポートするため2016年に設立されました。その後、鎌倉への移転やベトナムハノイにて開発拠点の設立、「グローバルデータ収集」から「ゼロパーティデータプラットフォーム」へのビジネスモデルの拡張など、文字通り「越境」して参りました。

その背景には、消費者行動プロセスの多様化や、働き方や働きがい、モノから顧客体験(CX)への消費者マインドのシフト、GDPRやCCPAなどの個人情報保護規制やサードパーティCookie規制の強化など、消費者データを取り巻く環境に大きな変化があり、このグローバル×デジタルな時代に生き残るためには、既存の非効率なデータ収集から活用までのプロセスに対してデジタルトランスフォーメーション(DX)が求めれられています。

その結果、Synoが独自に開発するプロダクトを活用し、ゼロパーティデータというデータを活用した次世代のデジタルマーケティングを実現するためのデータプラットフォームSynoCloudが誕生しました。

設立5年目となる2020年、さまざまな分野で変革が求められる今、「既存を問い直す、越境を」という新たなミッションの下、北欧発の鎌倉ITスタートアップSyno Japan社員一同、まずは既存を問い直し、変化を前提とした消費者視点のビジネスを実現するための土台をお客様と共創していく所存でございます。

今後ともより一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2020年6月16日
Syno Japan株式会社 代表取締役 長野 草児

代表プロフィール

グローバルの金融情報・産業調査、分析ソリューションを提供するHIS Markit日本法人の草創期に入社し、グローバルデータプラットフォームのキャリアをスタートする。以来、金融デリバティブの時価情報から、購買担当者景気指数などのマクロインデックス、B2C及びB2Bの消費者データまで、さまざまなデータのグローバルプラットフォーム構築に携わる。2012年にグローバルパネルマーケットプレイス開発会社Cint ABの日本代表に就任し、2016年より北欧発CDaaSスタートアップ企業Syno International UABの創業に参画。現在はSyno InternationalのAPAC統括、日本法人及びベトナム法人の代表取締役を兼任。趣味はクラフトビールと愛犬さし美とのキャンプ。

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