中国における宇治茶認知度把握及び向上を目的としたグローバルリサーチ & 現地消費者の声を取り入れたデータに基づく海外マーケティングサービスの活用事例 | 京都府茶協同組合

中国における宇治茶認知度の現状把握

消費者データに基づく動画広告制作・配信と認知度の向上

次年度の施策に活用できるインサイトの取得

事業の概要

宇治茶を中心としたお茶の共同取引き、共同冷蔵保管、消費宣伝等を通じて、京都府内で製茶業(除・荒茶製造)茶卸売業及び茶小売業を営む事業者122社の組合員の営業活動を推進しています。また、京都のみならず、鹿児島、三重、奈良、滋賀といった主な宇治茶の産地との交流の場も年に数回設けたり、近年では中国への輸出に取り組んでいます。

事業上の課題

日本国内では、宇治茶は多くの方に知っていただいておりますが、海外の方々にもご愛飲いただきたいと考えております。近年、中国への輸出に取り組んでいますが、宇治茶を取り扱っていない中国企業によって、日本で長年宇治茶を販売されている企業名と宇治を合わせた商標を取得されていることが大きな問題となっていました。そのような状況の中で、中国国家知識産権局へ「宇治」は日本で著名な地名であり「宇治」を使用した商標は登録されるべきではないという訴えを行ったところ、当局より中国の公衆には知られていないという回答がありました。そのため、実際に中国の方々に「宇治」がどのくらい認知されているのか調査を行う必要があると考えました。

事業上の課題

日本国内では、宇治茶は多くの方に知っていただいておりますが、海外の方々にもご愛飲いただきたいと考えております。近年、中国への輸出に取り組んでいますが、宇治茶を取り扱っていない中国企業によって、日本で長年宇治茶を販売されている企業名と宇治を合わせた商標を取得されていることが大きな問題となっていました。そのような状況の中で、中国国家知識産権局へ「宇治」は日本で著名な地名であり「宇治」を使用した商標は登録されるべきではないという訴えを行ったところ、当局より中国の公衆には知られていないという回答がありました。そのため、実際に中国の方々に「宇治」がどのくらい認知されているのか調査を行う必要があると考えました。

ソリューション(Syno Japan記入)

「宇治茶認知度把握及び向上プロジェクト」では、①中国の3都市(上海、北京、広州)における「宇治茶」の認知度調査、②その結果に基づく動画広告の制作、③動画広告配信前の動画広告評価テスト、④中国国内SNSにおける動画広告配信、⑤配信後のアンケートによる効果測定調査の5つのプロセスにおいて、現地消費者の声を取り入れたデータに基づく施策を実施しました。

宇治茶の認知度調査では、Syno Japan(以下Syno)の世界150か国1億人のアンケートパネリストの中の、中国3都市(上海、北京、広州)の14歳~80歳まで3,000名から宇治茶認知に関し回答を収集するグローバルリサーチ(海外調査)、その結果に基づきSynoの経験豊富なコンサルタントによる海外マーケティングサービスを組み合わせたソリューションを提供させていただきました。

認知度調査結果に基づき、広告配信ターゲット層を若年層と設定し、同層に響くよう宇治茶のゆるキャラであるおうじちゃまを起用した動画を作成し、実際の配信前には、動画広告評価テストも実施しました。Synoグローバルリサーチにより弊社アンケートパネリストに動画を組み込んだアンケートを配信し、閲覧、フィードバックを回収。Synoコンサルタントが、再度ターゲット層の確認、実際の配信時の媒体等配信方法を明確にするソリューションです。

動画広告評価テストの結果に基づき動画配信を行い、配信後は再度Synoのグローバルリサーチにより効果測定調査及びコンサルタントによる分析を実施しました。

全てのグローバルリサーチは、お客様自身で行っていただくセルフ型ではなく、調査票の精査からアンケート画面作成、翻訳、アンケートの配信、回収、データクリーニング後のデータ納品までのプロセスをSynoグローバルリサーチチームがお客様と一緒に実施する受託型で実施し、弊社コンサルタントがデータ分析を行い、京都府茶協同組合様のアクションにつながるアドバイスもソリューションとして提供をしました。

ソリューションの結果​

私たちが抱える大きな課題である中国での宇治茶の商標問題への解決に今回の施策が直結したわけではありませんが、PRしていくべきターゲット層や、どういったPRであれば中国の方に受け入れてもらえるかなど、データを通じて把握することができ、今後の取り組みにおいて非常に参考になりました。「宇治」が「宇治茶」の産地であると認識していない人が多いなど、具体的なデータを入手することができたため、今後の施策を考えていく上で重要なヒントになりました。

今後のチャレンジ/展望​

新型コロナウィルスの影響により、現在は中国の消費者に「宇治茶」を試飲等で嗜んでいただける場を設けることができておりませんが、今後は様々な形で「宇治茶」を飲んでいただき、宇治茶の良さを知っていただく取り組みを行っていく必要があると考えております。なかでも、直接宇治へ来ていただけなくても宇治茶を嗜んでもらえるコミュニケーションの場として「越境EC」は魅力的であり、可能性を感じています。今後はとくに「宇治」が「宇治茶」の産地であることを認知していない人たちに向けて、「宇治=宇治茶の産地」と正確な認識をしてもらえるような効果的なPRができればと思います。

今後のチャレンジ/展望​

新型コロナウィルスの影響により、現在は中国の消費者に「宇治茶」を試飲等で嗜んでいただける場を設けることができておりませんが、今後は様々な形で「宇治茶」を飲んでいただき、宇治茶の良さを知っていただく取り組みを行っていく必要があると考えております。なかでも、直接宇治へ来ていただけなくても宇治茶を嗜んでもらえるコミュニケーションの場として「越境EC」は魅力的であり、可能性を感じています。今後はとくに「宇治」が「宇治茶」の産地であることを認知していない人たちに向けて、「宇治=宇治茶の産地」と正確な認識をしてもらえるような効果的なPRができればと思います。

” 本事業において有用なデータを収集することができました。また、収集したデータの活用についても適切にアドバイス、ご提案いただき大きな成果をあげることにつながったこと感謝申し上げます。ありがとうございました。”

 京都府茶協同組合 岡本様

” 本事業において有用なデータを収集することができました。また、収集したデータの活用についても適切にアドバイス、ご提案いただき大きな成果をあげることにつながったこと感謝申し上げます。ありがとうございました。”

京都府茶協同組合 岡本様

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