CEO Blog #10「五周年を迎え、真の敵を考える」

本日1月15日をもちまして、Syno Japan株式会社は設立5周年を迎える運びとなりました。設立から5年、ビジネスモデルから、プロダクト、体制、そして働く場所までありとあらゆるトライ&エラーを繰り返してまいりました。この間に、Syno Japan株式会社という法人格を支え、鍛え、そして信頼頂いたお客様やパートナー、そして、今あるSyno Japanを共に形にしてきた全ての仲間に対して本当に感謝の気持ちで一杯です。

6年目となる2021年、新たな4人の仲間を迎えSyno Japan 2.0として、「声」を活用したお客様のビジネスに関わるジョブ(課題)に対して、北欧発古都スタートアップSyno Japan独自のプラットフォーム+αのソリューションを提供し、引き続き皆様に還元していく次第でございます。

ということでSyno Japan6年目の第一弾となるCEOブログでは、新たな決意を胸に新たな仲間を4人迎えた全体会議でチームと共有した「真の競合」についてお話させていただきます。

ビジネスを行う上で、必ずしも自社のサービスと比較される競合他社という存在がいます。逆に「弊社には競合はいない」ということですと、そこに市場性が全くない、あるいは相当のブルーオーシャンということになります。Synoが提供する、消費者や顧客の声を収集する「アンケート」という市場にも、プロジェクトやソリューション分野によって類似の価値を提供するビジネスモデルがあります。

市場調査会社:市場調査会社は、お客様の課題を解決する調査手法を企画し、データの収集から分析、提案まで外部委託することができる市場調査のプロです。厳密に言うと、システム会社としてデータの収集から分析、活用までのプロセスの内製化を提案する当社とはビジネスモデルが根本的に異なり、そのため多くの市場調査会社に弊社にプラットフォームソリューションをご利用頂いておりますが、市場調査のデータを提供するという大枠では競合とみられる場合があります。

アンケートシステム提供業者:アンケートシステムは、アンケートの収集や分析、結果の可視化の内製化をサポートするシステムを開発し、そのアクセスを提供するライセンスビジネスです。既存のメニューからユーザーが選択するほビジネスモデルと、プロセスの内製化をサポートするプロダクトをカスタマイズし、さらに部分委託として+αのサービスを組み合わせる構築するプラットフォームソリューションとは異なりますが、「プロセスの内製化」をサポートする点で類似する価値を提供しています。

グローバルアンケートプラットフォーム:Synoが構築するグローバルアンケートプラットフォームは、お客様のデータ収集から連携、一元管理、レポ―ティング、活用までのプロセスを効率化するシステムと、システムでカバーできない部分を外部委託する+αを組み合わせて、アンケートのROIを最適化を提供する内製化と外部委託を組み合わせたビジネスモデルです。

どのビジネスモデルもそれぞれ長所・短所があり、お客様がどのビジネスモデルを選択するのか、それはお客様のニーズや体制、予算、目的など、さまざまな理由があります。

上記以外にもアンケートパネル会社やDMPなどのビジネスモデルとの競合比較も可能ですが、Syno Japanにとって真の競合、つまり戦わないといけない敵は、市場調査会社でも、アンケートシステム提供業者でもなく、アーリーアダプターの正反対に位置する「アンケートに無関心層」であり、「アンケートに無関心」という思考を持つ人は以下の4パターンに分類できると考えます。

  • 直感や経験重視派:自身の直感や経験が全てで、それのみでビジネスの方向性を決めることに自信がある人
  • 現状維持派:現状のアンケートになんとなく満足している人
  • コスト>効果重視派:アンケートの効果ではなく、業務や費用負担を重視する人
  • アンケート自体否定派:アンケートという行為自体にデータとしての信ぴょう性を見いだせず、他のデータの方に重きを置く人

結論。競合と比較される類似ビジネスモデルとの差別化を考えていくことはもちろん重要ですが、「アンケートしない」という真の敵の思考回路を分析し、お客様のアーリーアダプターと共にどう打破していくか?アンケートの価値をどう伝えていくのか?アーリーアダプターに変えていくか?これこそが、真の競合分析といえるのではないでしょうか?

そう、真の敵は常にお客様の中にいる。しかし、今日の敵は明日の味方でもある。これも5年の経験で学べたこと。だからビジネスは面白い。

「ハッピーバースデー、トゥ、シノジャパンカブシキカイシャ」