Syno Cloud: アンケートプラットフォームをデザインする
怒涛の2020年も残りわずかとなりました。2019年末に草創期を終え、2020年より拡大期に突入というタイミングで、新型コロナウィルスという未曽有の問題が発生し、経営者として非常に難しいかじ取りが求められる一年でした。
まだまだ先が読めない今年6月末、鎌倉、そしてハノイチームとの緊急全員集会でチームの気持ちを一つに、2020年後半の目標を以下に設定しました。
そして12月最終週、今年の締めくくりとして2020年を振り返り、2021年への戦略や目標をチーム全員で共有しました。結論、まだ油断できない状況が続く中、上記3つの目標はひとまず達成することができたと思います。
設立5年目で初めて迎えた危機を乗り越えることができたのは、当社のソリューションを草創期からご利用頂いている既存クライアント様、コロナ下のリモート環境でコミュニケーションが制限される中で当社を選択頂いた新規クライアント様、当社のエバンジェリストとして、当社ソリューションの普及に貢献頂いているパートナー様、そして何よりもこの危機を共に乗り切ったSynoチーム全員の力があっての「生存」であったと心から感じております。
この一年を通じて、With/Afterコロナにおいて成長が確実に見込まれる「グローバルリサーチ」、「CX(カスタマーエクスペリエンス)」、「ゼロパーティデータ」分野のアンケートプロセスを①収集、②連携、③一元管理、④レポ―ティング、⑤活用という5つのプロセスに分類し、単一プラットフォームSyno Cloudで「内製化」するためのSyno独自のシステムソリューションと、システムでは対応が難しくクライアントが外部業者に期待する「+α」のサービスをアジャイルに拡張し、「プラットフォーム+α」としての国内事例を確立して参りました。
With/Afterコロナとして新たに迎える2021年において、危機を乗り越えた企業が成長を実現するためには、今回の危機で顕在化した問題や既存業務の非効率なプロセスに対するDX(デジタルトランスフォーメーション)が不可欠であると考えます。当社は国内及びベトナムオフィスの人員を拡充し、新たな体制の下Syno 2.0として、様々な業界のB2C及びB2B企業の市場・顧客・従業員の「声」を活用したビジネスにDX(デジタルトランフォーメーション)を実現するため、「グローバルアンケートプラットフォーム」というSyno独自のプロダクトによるアンケートプロセスの内製化と、オペレーション代行やシステムカスタマイズ、開発、コンサルティングなどのサービス&サポートを組み合わせた「プラットフォーム+α」事業をさらに推進していく所存です。
改めまして、2020年大変お世話になりました。2021年も引き続き、Syno Japan株式会社を何卒宜しくお願いします