皆さん、残暑が続く中いかがお過ごしでしょうか?7月中旬より新しいオフィスに引っ越し、以前の北鎌倉の古民家で迎える夏と比べて過ごしやすいかと幾分期待してましたが、北欧ミニマリストを追求した結果、日差しを遮るものを無くしたオフィスに、社員一同暑さに降参状態です。新型コロナウィルス、異常気象、首相交代と色々不穏なニュースが続きますが、消費者データプラットフォームを開発する北欧発鎌倉ITスタートアップ企業として、当社が提供できる新しい価値をクライアント様及びパートナー企業様に提供していきたいと思います。
9月より毎週金曜日に当社ブログを通じて、当社に関するアップデートや新しい取り組みの概要、皆様のデータ活用にお役立て頂ける情報をお伝えしていきたいと思います。
記念すべき第一回目となる本ブログでは、今月から始まる新たな取り組みと、新たな決意に関してお話したいと思います。
京都の宇治市出身のスタートアップ会社を経営する身として、これほど嬉しいNEWSはございません。当社が提案した京都観光業のDX及び観光公害の解決を目的とする観光客CXアンケートシステム「Survey for Good -また、おこしやす(仮)」が京都市及び(公財)京都高度技術研究所が募集する「スタートアップによる新型コロナ課題解決事業」として採択頂きました。このアイデアの母体となっていますのが、宿泊施設や観光施設で既にご利用頂いている「OKAERI(おかえり)」という観光客の顧客体験(CX)を継続的に収集し、リアルタイムで結果を分析することができるダッシュボードシステムです。このシステムとアンケートの回答率を上げるための報酬システムとして、従来の現金やギフトカードなどではなく、新型コロナウィルスの影響を受けている業界を支援するためのチャリティに寄付される仕組み(Survey for Good)を構築していきます。本システムのアジャイル開発の様子は定期的にこのブログでもアップデートしていけたらと思います。
上記の事業採択に伴い、兼ねてから熱望していた京都オフィスを開設することが決定しました。設立日は9月9日予定とし、場所はこの度事業採択をして頂いた(公財)京都高度技術研究所が運営する京都リサーチパーク内のシェアオフィスからのスタートとなります。関西及び西日本のクライアント様とさらに近い距離でお仕事できますこと楽しみにしています。色黒の鎌倉チームと良い意味でライバルになるような強靭な京都チームを作っていきたいと思います。
京都ネタが続きますが、先日発表しましたSyno Cloud Partnersの第二弾として、京都市観光協会様との新たな取り組みが始まります。本日京都観光協会様より取り組みに関するリリースが発表されましたので下記にリンクを共有させて頂きます。
「京都市観光協会が観光事業者の感染症対策強化を応援する国内初の仕組みづくりに挑戦 きょうの安心・明日の笑顔~新型コロナウイルス感染症対策・応援プロジェクト~を開始」
詳細は後日リリースさせて頂きます。①の「Survey for Good -また、おこしやす(仮)」にもつながる非常に興味深いプロジェクトです。
最後になりますが、今月より当社初の試みとして、自社ウェビナーSyno Academyを開始します。Syno Academyは、マーケティングにおいて注目を集める分野の専門家をお迎えし、現在のトレンドやデータの活用方法などをご紹介するオンラインセミナーです。当該分野において、いかに消費者目線でのデータドリブンなマーケティングを実現できるかを実例と共にご紹介していきます。9月16日に記念すべき第一回としまして、「越境EC」をテーマに、越境ECコンサルタントをゲストにお迎えし、越境ECの現状や課題、データドリブンな越境マーケティングを実現するためのシステムの紹介をさせて頂きます。ご興味ございましたら、ぜひコチラよりお申込み下さい。
新しい取り組みに挑戦するとき、不安な気持ちとワクワクする気持ちが天秤にかけられます。そして、「ワクワク」する気持ちが勝るとき、その一歩が少し軽くなったような気がします。時にその一歩を一人で踏み出すこともできますが、時に誰かと一緒だから踏み出せるときもあります。古都をひたすら攻めていく北欧発スタートアップ企業Synoと話していると、これまでとは違う、新しい何かができそうでワクワクする。これは私たちにとって、最高の誉め言葉となります。「既存を見直す、越境を」をミッションに、with/afterコロナを見据え、Syno チーム一同皆様の越境を全力でサポートします。引き続き宜しくお願いしたします。
Syno Japan株式会社
代表取締役 長野 草児