この度は、当社ウェブサイトにご訪問頂き誠にありがとうございます。 SynoJapan株式会社の代表取締役 長野 草児です。

さて、突然ですが下記の数字は何を表しているでしょうか?

男性女性男女平均
ドイツ       21.43       20.90       21.17
日本       12.57         4.95         8.76
メキシコ       18.01       17.26       17.64
シンガポール       14.54       14.20       14.37
米国       15.35       14.70       15.03
5か国平均       16.38       14.40       15.39

五か国(ドイツ、日本、メキシコ、シンガポール、米国)の男性と女性そして男女平均ごとにある数字が記載されています。数字だけ見ると、他の国に比べて日本の数値は少ないことがわかります。リサーチ対象をさらに理解するために「他社と比べる」方法は、自社・競合比較分析で良く利用されます。上記の場合は、他の国と比較することによって、日本の特異性が顕在化します。これが、Syno Japan株式会社が得意とするグローバルリサーチ分野の一例です。

「グローバルリサーチ」や「海外調査」に特化したサービスを展開している。とお話しすると、「国内のリサーチはしないんですか?」とよく聞かれます。答えは「ノー。国内も対象としています。」とお答えしています。上記の例のように、海外と比べることで、国内の生活者の「特異性」と「普遍性」を明らかにすることができるからです。言い換えると、国内のリサーチのみで得られる結果は、上記の海外との比較によって得られる発見が欠けていると考えます。上記の例ですと、国内の調査のみですと、男女平均8.76が高いのか低いのか判断が難しくなります。これこそが、Syno Japanがグローバルリサーチの重要性を強調する大きな理由です。

さて、前置きが長くなりましたが、この「グローバルリサーチ(海外調査)」という分野は、そのリサーチ方法や仕組み、活用方法等が国内と比べて浸透していないのが現状です。グローバルリサーチに特化し、様々な国、業種、カテゴリーの案件から蓄積してきた経験やノウハウを少しでも多くの方に役立てて頂きたいという願いから、Syno Japanは自社ウェブサイトをリニューアルするにあたり、グローバルリサーチに関する自社ブログを開設することにしました。

本ブログは、大きく分けて以下の三つのコンテンツを定期的に更新していく予定です。

① Synoグローバルトレンド

自社のグロ―バルリサーチサービスを利用し、自社及びパートナー企業と共同で自主調査を行い、定期的に現地生活者の【生の声】をご紹介します。取り扱うトピックも、日本企業が海外ビジネスを行う上で役に立つ情報をタイムリーにお届けします。「こんなことを聞いてほしい」といったリクエストございましたら、お問合せページよりご連絡下さい。

② Synoグローバルリサーチコラム

グローバルリサーチに特化したSynoならではの、グローバルリサーチに関する最新情報やお役立ち情報、ノウハウを、Synoのメンバーが定期的にお届けします。国内と比べてあまり馴染みのない海外リサーチについて、わかりやすくご説明します。

③ Synoお客様インタビュー

Synoが提供するグローバルリサーチを実際の業務にご利用して頂いているお客様やパートナー企業のインタビューを定期的にご紹介します。海外の生活者データを利用した「データドリブン」なアプローチ、日本企業の海外や訪日観光客市場への挑戦を身近に感じて頂けるコンテンツとなります。

日本企業の海外進出や訪日観光客市場の拡大が加速する中、「手探り」や「直感」だけではなく、実際の生活者の声をタイムリーに把握し、データドリブンなアクションに繋げる重要性は高まっています。本ブログが、グローバルでビジネスを展開する全ての方にとって、有益な情報源となり、グローバルリサーチのハードルを取り除くことができましたら光栄です。

尚、冒頭の5か国調査については、第一回Synoグローバルトレンドでご紹介させて頂きます。